気楽に生きよう(生きたい)

不安障害.パニック障害.親の介護.

はじめての心療内科

はじめまして。これまでの自分の経緯をブログに綴っていこうと思います。不安神経症やパニック障害に少しでも理解がある社会を願って。


不安神経症やパニック障害は、なった人にしか分からない。本当に辛いです。目には見えませんが、本人が一番辛いんです。もし、周りにそのような方が居たら、手を差し伸べてあげてください。もし、「気持ちの問題」や「弱い」という理解がない人や組織があればすぐに離れた方がいい。そういう人には分からない。人の痛みが分からない人間こそ、社会悪だ。


【はじめての心療内科


初めて心療内科に行ったのは、大学4年(22歳)時でした。それまでは精神的に悩んだことなど全くありませんでした。では、なぜ心療内科に行ったのか。


それは、大学4年の夏休み。実家に帰省した時のこと。食中毒になりました。吐き気と下痢で本当に辛かった。これまで食中毒になったことはあったけど、それは今までとはなぜか違った。。嘔吐と吐き気と腹痛で約1ヶ月半苦しみました。食事は毎日ウイダーインゼリーでした。もちろん、消化器科も受診して、薬や点滴もうってもらいましたが、よくなりませんでした。そのまま実家を離れ、県外の一人暮らしのアパートに行き、大学生活に戻りました。当時は、卒業論文でストレスもありました。ただ就職先は決まっていました。


それからというもの、常に吐き気が頭にありました。。授業中やスーパーでの買い物中も吐き気。さらに、吐いたらどうしよう、という強い不安でさらに吐き気増強。。長い時間買い物はできませんでした。追いうちをかけるように、外食恐怖症になりました。外食中、"吐いたらどうしよう"という気持ちから、動悸、手のしびれ・震え、めまい、吐き気。外食ができなくなりました。外食が怖いんです。一口も食べれませんでした。

電車に乗った時も吐き気がきたらどうしようという不安で、動悸、手のしびれ、めまいと辛い日々でした。。さすがに辛すぎると思い、心療内科を受診しました。その時、処方された薬はレキソタン1mgでした。これが抗不安薬との出会いでした。主治医に外食が怖いと言ったとき、気のせいといわれたのはショックでした。。レキソタンは効きましたよ。レキソタンを持って、就職のため、違う県へ引っ越しました。
これが僕が初めて心療内科の門を叩いた時のことです。

精神薬が怖いという人がいますが、辛すぎたり追い詰められたりしていると、精神薬でもなんでもいいから少しでも楽にさせてくれ!という気になるので精神薬が怖いということは全くありませんでした。